機械・電気・ITエンジニアの転職ならネクストエンジニア

知る
更新日:

QAエンジニアに資格は必要?おすすめ資格6選や選び方、勉強方法を解説

QAエンジニアを目指す際に、資格を取得すべきか迷う方も多いのではないでしょうか。QAエンジニアになるために必須の資格はありませんが、資格学習はテストや品質保証の知識を体系的に学ぶ手段です。資格は転職やキャリアアップにおいて、知識や学習意欲を示す材料としても活用できますが、経験や目指すキャリアによって適した資格は異なります。
本記事では、QAエンジニアにおすすめの資格6選を紹介します。資格の選び方や効率的な勉強方法、あわせて身に付けたいスキルも解説するので、QAエンジニアを目指している人は、ぜひ参考にしてください。

目次

  1. QAエンジニアに資格は必要?
  2. QAエンジニアにおすすめの資格6選
  3. QAエンジニア向け資格を選ぶ4つのポイント
  4. 未経験からQAエンジニアを目指すならどの資格がおすすめ?
  5. QAエンジニアが資格とあわせて身に付けたいスキル
  6. QAエンジニア向け資格の効率的な勉強方法
  7. Next EngineerでQAエンジニアの求人を探そう

QAエンジニアに資格は必要?

QAエンジニアになるために、資格の取得は必須ではありません。ただし、資格には知識の習得や転職、キャリアアップに活用できる利点があります。

  • QAエンジニアになるために必須の資格はない
  • 資格取得を通じてテスト・品質保証の知識を体系的に学べる
  • 資格は転職やキャリアアップで知識を示す材料になる

資格の必要性だけでなく、取得によって得られるメリットも確認しておきましょう。
関連記事:【IT編】エンジニアのスキルシート完全ガイド|書き方や作成・効率化のポイントまで解説

QAエンジニアになるために必須の資格はない

QAエンジニアになるために、法律上や制度上で必須とされている資格はありません。求人では資格の有無だけでなく、ソフトウェアテストの基礎知識や実務経験、開発チームと連携する力などが重視される傾向にあります。未経験から採用され、実務を通じてテスト設計や不具合報告のスキルを身に付ける人もいます。
そのため、資格取得より先に実務経験を積むことも選択肢の1つです。一方で、資格は基礎から知識を学ぶ手段として活用できます。以下の記事では、QAエンジニアとも呼ばれるテストエンジニアの仕事内容や、向いている人の特徴について紹介しています。
関連記事:テストエンジニアとは?底辺・やめとけ・楽しいどれが事実?向いている人についても解説

資格取得を通じてテスト・品質保証の知識を体系的に学べる

資格取得に向けた学習では、テストや品質保証に関する知識を体系的に身に付けられます。実務だけでは、担当している業務に関係する知識へ学習範囲が偏る場合もあるでしょう。
資格の公式シラバスでは、テスト技法や品質管理の考え方などが幅広く扱われています。テストケースの設計方法や品質保証の全体像を基礎から学べるため、実務で扱っている業務の背景も理解しやすくなります。知識を体系化することで、業務への応用にもつなげられるでしょう。

資格は転職やキャリアアップで知識を示す材料になる

資格は、転職や社内でのキャリアアップにおいて、テストや品質保証の知識を示す材料になります。実務経験だけでは伝えにくい知識の範囲や理解度を、資格という形で採用担当者や評価者へ示せるでしょう。
未経験者の場合は、実務経験が少ない分、資格を通じて基礎知識や学習意欲を伝えられます。すでにQAやテスト業務の経験がある人にとっても、専門性を示し、次のキャリアを検討する際の材料として活用できるでしょう。
以下の記事では、テストエンジニアがきついといわれる理由や将来性、向いている人について紹介しています。
関連記事:テストエンジニアはきつい?理由・将来性・向いている人を徹底解説

QAエンジニアにおすすめの資格6選

QAエンジニアに関連する資格は、テスト技術に特化したものから、ITや品質管理を幅広く学べるものまであります。

おすすめの資格は主に次のとおりです。

  • JSTQB認定テスト技術者資格
  • JCSQEソフトウェア品質技術者資格認定
  • IT検証技術者認定試験(IVEC)
  • 品質管理検定(QC検定)
  • 基本情報技術者試験
  • ITパスポート試験

資格ごとに学べる内容が異なるため、自身の経験や学習目的にあわせて選びましょう。

JSTQB認定テスト技術者資格

JSTQB認定テスト技術者資格は、ソフトウェアテストに特化した国際的な資格です。Foundationレベル(基礎(入門)段階)では、テストの基本用語や技法、テストプロセスの流れを学べます。
テスト設計やテスト管理など、QAエンジニアの実務と関係する知識を体系的に習得できる点が特徴です。上位のAdvancedレベルでは、テストマネージャーやテストアナリストなどの専門分野を深く学べます。
テスト業務の基礎を固めたい人や、段階的に専門性を高めたい人におすすめです。

JCSQEソフトウェア品質技術者資格認定

JCSQEソフトウェア品質技術者資格認定は、ソフトウェア品質に関する幅広い知識を問う資格です。テスト技法だけでなく、品質保証の考え方や品質マネジメントについても学べます。
QAエンジニアとして品質保証の視点を体系的に身に付けたい人や、将来的に担当領域を広げたい人に適しています。初級や中級などのレベルに分かれているため、自身の知識や実務経験にあわせて選択可能です。段階的に品質分野の専門性を高めたい人におすすめです。

IT検証技術者認定試験(IVEC)

IT検証技術者認定試験(IVEC)は、ソフトウェアの検証やテストに関する実践的なスキルを認定する試験です。テスト設計や不具合の分析など、現場の検証業務と関係する知識が問われます。座学だけでなく、実務での活用を意識した内容が扱われている点も特徴です。テスト業務に携わりながら、自身の知識やスキルを整理したい人に向いています。
日々の検証業務の質を高めたいQAエンジニアにとって、実務との関連性を考えながら学べる資格といえるでしょう。

品質管理検定(QC検定)

品質管理検定(QC検定)は、製造業を中心に幅広く活用されている品質管理の資格です。統計的な品質管理の手法や、問題解決に必要な分析の考え方を体系的に学べます。
ソフトウェア開発だけを対象とした資格ではありませんが、品質管理の基本的な考え方はQAエンジニアの業務にも応用できます。不具合の発生状況を分析する力や、品質上の課題を解決する力を高めたい人におすすめです。品質管理を幅広い視点から学びたい場合にも検討できる資格です。

基本情報技術者試験

基本情報技術者試験は、IT業界で必要となる基礎知識を幅広く学べる国家資格です。プログラミングやシステム開発の流れに加え、ネットワークやデータベースなども学習範囲に含まれます。
QAエンジニアは、ソフトウェアの仕組みを理解したうえでテストを進める必要があります。そのため、試験を通じて学ぶITや開発の知識は、業務の土台として役立つでしょう。IT未経験者が開発の全体像を把握し、QAエンジニアを目指す際の基礎を固めたい場合に適しています。

ITパスポート試験

ITパスポート試験は、ITに関する基礎知識を幅広く問う国家資格です。技術分野だけでなく、経営やマネジメントに関する基礎も学べます。比較的取り組みやすいため、IT業界が未経験の人がQAエンジニアを目指す際の第一歩として検討できます。
ソフトウェアやシステムに関する基本用語を理解しておけば、その後にテスト関連の専門資格を学ぶ際にも役立つでしょう。まずIT分野の全体像を把握したい人におすすめです。

QAエンジニア向け資格を選ぶ4つのポイント

QAエンジニア向けの資格は、現在の知識や実務経験、目指すキャリアにあわせて選ぶことが大切です。

以下4つのポイントを確認しておきましょう。

  • 未経験者はITやソフトウェアテストの基礎を学べるか
  • QA・テスト経験者は専門性を深められるか
  • 目指すキャリアに必要な知識か
  • 難易度や受験料・受験要件は目的にあっているか

取得そのものを目的にせず、学んだ知識を今後の業務やキャリアで活用できるかが重要です。

未経験者はITやソフトウェアテストの基礎を学べるか

未経験者は、ITやソフトウェアテストの基礎から学べる資格を選びましょう。前提知識がない状態で専門性の高い資格へ挑戦すると、用語や考え方の理解に時間がかかる可能性があります。
ITパスポート試験や基本情報技術者試験、JSTQBのFoundationレベルなどは、基礎から段階的に学びたい場合の選択肢になります。IT全般やテストの土台を固めてから専門資格へ進むことで、学習内容を理解しやすくなるでしょう。

QA・テスト経験者は専門性を深められるか

QAやテスト業務の経験者は、現在の知識を深められる資格を選ぶことが重要です。基礎知識を繰り返すだけでなく、担当業務や今後のキャリアに関係する専門的な内容を学べるか確認しましょう。
JSTQBのAdvanced上級レベルやJCSQEの中級以上では、より専門的な知識やマネジメントの視点を学べます。テスト設計の専門性を高めたいのか、品質マネジメントまで担当領域を広げたいのかによっても、適した資格は異なります。

目指すキャリアに必要な知識か

資格を選ぶ際は、自身が目指すキャリアに必要な知識を学べるか確認しましょう。例えば、テスト自動化を担当したい場合と、品質マネジメントの領域へ進みたい場合では、優先すべき学習内容が異なります。
目的が曖昧なまま資格を取得しても、得た知識を実務に活かしにくい可能性があります。目指す仕事の求人票を確認し、求められている知識やスキルを把握することが大切です。そのうえで、希望するキャリアと関係の深い資格を選びましょう。

難易度や受験料・受験要件は目的にあっているか

資格の難易度や受験料、受験要件が、自身の目的や状況にあっているかも確認しましょう。上位レベルの資格は難易度が高くなり、受験料も高額になる傾向があります。
学習時間を十分に確保できない状態で難易度の高い資格に挑戦すると、学習を続けにくくなる可能性もあります。自身の予算や学習ペース、実務経験の有無を踏まえることが重要です。無理なく取り組める資格から始め、必要に応じて段階的に上位資格を目指しましょう。

未経験からQAエンジニアを目指すならどの資格がおすすめ?

未経験者は、現在のIT知識に応じて学習の順序を決めることが大切です。以下の基準に沿って資格を選んでみてください。

  • IT未経験ならITパスポートや基本情報技術者試験で基礎を学ぶ
  • テスト業務の基礎を学ぶならJSTQBなどの専門資格を検討する
  • 資格取得だけでなくテストや開発の実践的な学習も進める

最初から専門性の高い資格だけに絞らず、基礎知識と実践的な学習を組み合わせましょう。

IT未経験ならITパスポートや基本情報技術者試験で基礎を学ぶ

IT業界で働いた経験がない人は、ITパスポート試験や基本情報技術者試験から学習を始める方法があります。ソフトウェア開発の流れやシステムの仕組みを知らないままテストを学ぶと、専門用語や概念を理解しにくい場合があるでしょう。
IT全般の基礎知識を先に身に付ければ、ソフトウェアテストに関する学習内容も理解しやすくなります。現在の知識にあわせて資格を選び、QAエンジニアに必要な土台を段階的に築きましょう。

テスト業務の基礎を学ぶならJSTQBなどの専門資格を検討する

IT分野の基礎を身に付けたあとは、JSTQBなどの専門資格を検討しましょう。テストの基本用語やプロセス、テスト技法を体系的に学べるため、QAエンジニアの業務に関係する知識を身に付けられます。
JSTQBでは、Foundation(基礎)レベルから段階的に学習を進められます。テストケースの作成や不具合の分析など、実務の土台となる考え方も理解しやすくなるでしょう。テスト業務の基礎を固めたい人に適した選択肢です。

資格取得だけでなくテストや開発の実践的な学習も進める

未経験者は、資格取得と並行してテストや開発の実践的な学習も進めましょう。資格は知識を体系化する手段ですが、取得するだけで実務に必要なスキルがすべて身に付くわけではありません。
学習したテスト技法を使ってテストケースを作成すると、知識を実践へ結び付けられます。簡単なプログラミングに触れ、ソフトウェアの仕組みを理解することも有効です。資格で得た知識を実際に試すことで、業務で活かせる形へ近づけられるでしょう。
▽求人情報はこちら
QAエンジニアの求人はこちら

QAエンジニアが資格とあわせて身に付けたいスキル

QAエンジニアとして活躍するには、資格で得られる知識に加えて、実務で必要となるスキルを身に付けることが重要です。

身に付けるべきスキルは次の5つです。

  • ソフトウェアテスト・テスト設計の知識
  • プログラミング・ソフトウェア開発の知識
  • テスト自動化やテストツールを扱うスキル
  • 分析力・問題解決力
  • 開発チームと連携するコミュニケーションスキル

資格学習と実践を組み合わせ、知識を業務で使える形へつなげましょう。

ソフトウェアテスト・テスト設計の知識

QAエンジニアには、ソフトウェアテストやテスト設計の知識が必要です。テストの目的を明確にしたうえで、必要なテストケースを漏れなく設計する力が求められます。
資格学習でテスト技法の理論を学んでも、実際のプロダクトにあわせてテストの観点を洗い出す力は、実践を通じて養う必要があります。テストケースの作成やレビューを重ねることで、資格で得た知識を実務で活用しやすくなり、テスト設計のスキルも高められるでしょう。

プログラミング・ソフトウェア開発の知識

プログラミングやソフトウェア開発の知識も、QAエンジニアが身に付けたいスキルです。開発の仕組みを理解していれば、不具合が発生した際に原因の見当を付けやすくなります。
すべてのQAエンジニアに高度なプログラミングスキルが求められるわけではありません。ただし、基本的な開発の流れやコードの読み方を理解しておくと、開発者との会話も進めやすくなります。ソフトウェアへの理解を深めることは、テストの質を高めるうえでも役立つでしょう。

テスト自動化やテストツールを扱うスキル

テスト業務を効率化するには、テスト自動化やテストツールを扱うスキルも重要です。繰り返し実施する回帰テストなどを自動化できれば、テストにかかる工数を削減し、重要な検証作業へ時間を使いやすくなります。
ツールの操作方法だけでなく、どのテストを自動化するべきか判断する力も求められます。資格学習でテストに関する考え方を理解したうえで、実際にツールを操作し、業務で使えるスキルを身に付けましょう。

分析力・問題解決力

QAエンジニアには、テスト結果や不具合の発生状況を分析し、問題の解決へつなげる力が求められます。不具合を発見して報告するだけでなく、発生した理由や防止できた工程を考える視点も重要です。
品質管理検定(QC検定)などで扱われる統計的な分析手法は、問題解決を考える際に活用できます。分析力を身に付ければ、不具合の再発防止や品質改善の提案にもつなげられるでしょう。品質を継続的に高めるために必要なスキルといえます。

開発チームと連携するコミュニケーションスキル

QAエンジニアは、開発者やプロジェクトマネージャーなどと連携して業務を進めます。発見した不具合をわかりやすく報告し、関係者と協力しながら品質改善へつなげるコミュニケーションスキルが必要です。
技術的な知識があっても、状況や問題点を適切に伝えられなければ、改善へつなげにくくなります。資格学習とあわせて、報告や相談の伝え方も意識しましょう。相手の立場を踏まえて情報を共有する力は、開発チームとの円滑な連携に役立ちます。

QAエンジニア向け資格の効率的な勉強方法

QAエンジニア向け資格の取得を目指す際は、試験範囲を把握し、知識の習得と実践を繰り返すことが大切です。

次の勉強方法を試してみてください。

  • 公式シラバスや試験範囲を確認する
  • 参考書や問題集を使って知識を身に付ける
  • 学んだテスト技法を実際のテスト設計で試す

試験への対策だけでなく、資格取得後に学んだ知識を実務で活用することも意識しましょう。

公式シラバスや試験範囲を確認する

学習を始める前に、資格の公式シラバスや試験範囲を確認しましょう。出題範囲を把握しないまま進めると、重要度の低い項目に多くの時間を使ってしまう場合があります。
公式シラバスには、試験で問われる知識項目が体系的にまとめられています。最初に範囲全体を確認すれば、学習の全体像や優先すべき内容を把握しやすくなるでしょう。自身が理解できている分野と不足している分野を確認し、学習の順序を決めることが重要です。

参考書や問題集を使って知識を身に付ける

試験範囲を確認したあとは、参考書や問題集を使って学習を進めましょう。参考書で基本的な考え方を理解し、問題集を解くことで、知識が試験でどのように問われるのか把握できます。
間違えた問題は正解だけを覚えず、解説を読み、答えに至る理由まで理解することが大切です。参考書によるインプットと問題集によるアウトプットを繰り返せば、理解が不十分な分野も見つけやすくなります。反復学習によって、知識の定着を目指しましょう。

学んだテスト技法を実際のテスト設計で試す

資格学習で得たテスト技法は、実際のテスト設計で試すことが重要です。知識を暗記するだけでは、プロダクトや機能に応じて技法を使い分ける力を身に付けにくいでしょう。
業務で扱っている機能やプロダクトを題材にして、学んだ技法でテストケースを作成してみます。知識と実務のつながりを確認できるため、テスト技法への理解も深められます。学習した内容を実際に使う経験を積み重ねることで、資格取得後のスキル向上につながるでしょう。

Next EngineerでQAエンジニアの求人を探そう

資格取得に向けた学習とあわせて、QAエンジニアの求人情報も確認しましょう。

求人票には、応募に必要な経験やスキル、歓迎される資格などが記載されています。実際の求人を見ることで、自身が学んでいる資格や身に付けたスキルが、転職でどのように評価されるか確認できます。

求人情報は、今後の学習方針を見直す材料です。未経験からQAエンジニアを目指す人は、応募先で求められる基礎知識やスキルを確認しておくことが大切です。実務経験がある人も、希望するキャリアに必要な専門性を把握できます。 機械・電気・ITに特化した求人・転職支援サイトのNext Engineerでは、常時15,000件以上の求人情報を掲載し、リモートワークや最寄り駅から徒歩10分、月給30万円以上求人などのこだわり条件検索も可能なため、自分に合った求人を見つけやすいのが特徴です。また無料の「会員サービス」もあり、専任のコーディネーターに求人情報やキャリアの相談もできます。

QAエンジニアとしてのキャリアアップを目指したい人は、ぜひ本記事を参考に行動を始めてみてください。

かんたん30秒!まずは無料で転職相談/

SHAREする
  • LINE