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インタビュー
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「当たり前」を積み重ねて、社会から求められるエンジニアへ。

半導体向けプラスチック製品メーカー勤務
入社2年目
村山 颯太 SOTA MURAYAMA

大学で機械工学を学んだ後、2025年に当社に入社。現在は半導体向けプラスチック製品メーカーに就業。半導体搬送用のプラスチック製品の開発・設計を担当。2026年の技術社員表彰でフレッシャー賞を受賞。
※2026年7月時点

学び続けられる環境と、人に惹かれて入社を決意

もともとものづくりが好きな子供で、幼い頃はアニメや特撮ヒーローに登場するロボットが大好きでした。「大きくなったら、あんなロボットを作るんだ!」と夢見ながら、ダンボールやおもちゃのブロックでロボットを作って遊んでいましたね。
ものづくりへの興味は薄れることなく、大学では機械工学を専攻し。複数のロボットを制御するシステムを研究しました。就職活動では、ものづくりに携わりたくてエンジニアを志望。ただ、何を作りたいかは定まっていなかったので、さまざまな分野を経験しながら本当に作りたいものを見つけたいと、エンジニア派遣会社を中心に就職先を探しました。

当社を選んだ1番の理由は、eラーニングや資格取得支援といった成長機会が豊富だったことです。いつかやりたいことが見つかったとき、企業から選ばれるだけの実力を付けておきたい。そのためには、自分で学び続けられる環境が欠かせませんでした。実際に機械工学(4力)や設計、製図の基礎コースをeラーニングで受講し、知識の土台を固めることができました。

もう1つは、採用担当者の人柄です。面談した方がとても話しやすく、仕事に関する相談だけではなく、ワークライフバランスも大切にしたいことなども気負わず話せました。「こんな温かな方がいる会社なら、自分らしく働けそうだ」——そう思えたことが入社を後押ししてくれました。

その印象は、入社後も変わりません。仕事の後は毎日ランニングでリフレッシュするなど、実際にメリハリをつけて働けています。また営業担当者もこまめに連絡をくれて、困ったことやわからないことを相談すると、いつも的確に対応してもらえるので直接顔を合わせる機会は少なくても安心感があります。

手探りの日々を経て、1年後に学びと現場が結びついた。

現在の就業先は、半導体向けプラスチック製品メーカー。スマホをはじめロケットにまで搭載される半導体の、搬送用プラスチック製品の設計を担当しています。
半導体を振動や静電気から守るのが、こうした容器の役目。私の仕事は、半導体メーカーの要望をもとにCADソフトで形状を設計し、解析ソフトで強度や設計通りに作れるかを検証することです。試作と改良を重ねて量産化へとつなげていきます。

配属後は半年間かけて、配属先で渡された製品や射出成型、プラスチック材料の特性などに関する約10冊のテキストで専門知識を学びながら、先輩の開発案件に加わり、仕事を覚えていきました。CADソフトには大学で触れたことがあるものの、容器開発そのものは未経験。最初の3〜4カ月はテキストの内容と現場で起きていることが結びつかず、手探りの毎日でした。現場に立ち会ってはテキストを読み返し、わからないことはメモして調べ、先輩に聞く。納得できないことは自分なりに掘り下げ、少しずつわかることが増えていきました。

設計に初挑戦したのは入社から5カ月目。解析ソフトも初めて使い、設計とは形を作るだけでなく、強度や使いやすさなど、考えることがたくさんある仕事だと気付きました。そして6カ月目で、半導体チップを格納するチップトレーの設計から解析、試作までを1人で担当。初めて量産化までこぎつけました。この頃から、形状を見て「どこに不良が生じそうか」を予測する一歩先の視点を、少しずつもてるようになりました。実践を重ねるうち、現場での経験と学んできた知識が1本に結び付き、「そういうことか!」と腑に落ちたのは、配属から1年後です。

まだまだ知識も経験も浅く、周りを頼る場面が多い中、自分にできることとして大切にしているのが、相手がどんな印象を受けるか想像しながらコミュニケーションを取ることです。挨拶はもちろん、質問する時は「教えてください」ではなく「ここがわからないので教えてください」と聞く。教えていただく時も相槌を打ち、真剣に聞いていることが伝わるよう心掛けています。

今できることから貢献し、必要とされるエンジニアへ成長する

今は一通りの設計業務を担当できるようになりましたが、担当する製品に合わせて常に新たな知識が必要なので、日々勉強中です。わからないことは自分が納得するまで調べたいタイプなので、まず先輩に聞くのが基本ですが、それでも解決しない場合はインターネットを使ったり、時には図書館に行って調べることもあります。

粘り強く取り組む姿勢は、大学4年間打ちこんだ「よさこいサークル」での経験で身に付いたものだと思います。音楽や衣装デザイン、振り付けも自分たちで手がけ、全国各地のイベントで披露していました。上手くなりたくて、夜通し朝まで個人練習することもたびたび。もともと負けず嫌いなところがありましたが、目標達成に向けて必要なことを「当たり前」としてやり切る力は、この日々の中で養われました。

今はエンジニアとして、少しでも良いものを出したい。だから、とことん考え抜いて「これはどうだ!」という案を先輩にぶつけます。ダメ出しされて悔しい思いをすることも、打開策が見つからず苦しむことも多々あります。それだけに、自分が考えたものが形になった時の達成感は格別。工場で使われるところを想像すると、嬉しくなります。

入社2年目の今はとにかく知識を習得している段階なので、将来の具体的なビジョンはまだ描けていません。明確なのは、会社や社会から必要とされるエンジニアになりたいということ。まずは任された仕事で経験を積みながら新しいことを吸収し、その目標に一歩ずつ近付いていきたいですね。

取材日 2026.7.9


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