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インフラエンジニアは底辺ではない?理由や年収・メリットデメリット・キャリアアップ方法まで解説

インフラエンジニアは底辺と言われることもありますが、実際には平均年収は比較的高水準で、スキル次第で安定したキャリアと年収アップを目指せる専門職です。
本記事では、底辺と言われる理由やメリット・デメリット、年収を高めるキャリアアップ方法、ホワイトな職場の見極め方まで詳しく解説します。インフラエンジニアに興味がある人や、エンジニアとしてのキャリアを検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。

インフラエンジニアは底辺ではない

インフラエンジニアは、社会や企業のITサービスを支える基盤を設計・構築、運用する専門職であり、決して底辺の仕事ではありません。平均年収は752.6万円と※と日本の平均年収を上回っており、経験を積むことでさらに上がる可能性があります。給与の幅も広く、スキルや担当領域によって高収入を目指せる点が特徴です。
一部の現場では給与が低いケースもありますが、運用・保守から設計・構築へとステップアップすることで市場価値を高められます。クラウドやネットワークなどの専門知識を身に付ければ、将来性の高い職種として安定したキャリア形成が可能です。
※参考:システムエンジニア(基盤システム) - 職業詳細 | 職業情報提供サイト(job tag)

インフラエンジニアが底辺と言われる理由とは

インフラエンジニアが底辺と言われる理由は、職種そのものの価値が低いからではなく、一部の労働環境や業務内容に厳しさがあるためです。しかし、これらは職種全体の問題ではなく、配属環境やキャリアの進め方による影響が大きい点を理解することが重要です。

  • 職種によって夜勤や突発対応が多く生活リズムが乱れやすい
  • 監視や運用が中心だと単純作業になりやすい
  • 障害対応の責任が重くストレスを感じやすい

ここでは、インフラエンジニアが底辺と言われる理由を解説します。

職種によって突発対応や夜勤があり生活リズムが乱れやすい

インフラエンジニアのサーバやネットワークの運用・保守では、24時間365日稼働するシステムを支えるため、シフト勤務で夜勤が発生する場合があります。深夜帯の作業や突発的な障害対応により生活リズムが乱れやすく、体調管理の難しさや孤独感を感じることがあります。
休日にトラブル対応が必要になるケースもあり、プライベートとの両立に悩むケースも多いです。このような勤務形態が負担となり、仕事がきついと感じる要因になっています。

監視や運用が中心だと単純作業になりやすい

未経験者や経験の浅いエンジニアは、運用・監視業務からキャリアをスタートすることが多い傾向があります。監視業務ではマニュアルに沿った作業が中心となるため、未経験からは始めやすい一方で、自分で考えて改善する機会が少ないと感じる人もいるかもしれません。
異常が発生しないことが評価につながる業務の性質上、成果が目に見えにくく、「誰でもできる底辺の仕事」と誤解されてしまう理由の1つです。

障害対応の責任が重くストレスを感じやすい

インフラエンジニアは、システム停止が許されない環境を支える役割を担うため、障害発生時の責任が大きくなります。問題が起きた場合は迅速な原因調査と復旧対応が求められ、プレッシャーを感じやすい仕事です。
普段は問題なく動いていることが当たり前と認識されやすく、評価されにくい一方で、トラブル発生時には厳しい対応が求められるため、精神的な負担を感じる人もいます。

インフラエンジニアとして働くメリット

インフラエンジニアは、サーバやネットワーク、鉄道システム、金融系システムなど社会を支える基盤を守る重要な役割を担う職種であり、安定性と専門性を兼ね備えている点が大きな魅力です。

  • 未経験からIT業界に入りやすい
  • 社会インフラを支える安定した仕事
  • サーバやネットワークの専門スキルが身に付く
  • クラウドや設計・構築に進めば年収アップを狙える

ここでは、インフラエンジニアとして働くメリットを紹介します。

未経験からIT業界に入りやすい

インフラエンジニアは、未経験からIT業界に挑戦しやすい点が特徴です。最初はシステムの稼働状況を確認する監視業務などからスタートすることが多く、手順書と呼ばれる作業マニュアルに沿って基礎を学べます。
低年収から始まるケースもありますが、実務を通じて知識や経験を積み上げられるため、初心者でも段階的に専門性を身に付けやすい環境が整っています。IT分野でのキャリアをスタートしたい人にとって、入り口として選びやすい職種です。

社会インフラを支える安定した仕事

インフラエンジニアは、銀行のATMやネット通販、鉄道システムなど、日常生活に欠かせない仕組みを支える役割を担っています。社会に必要不可欠なシステムを支える仕事であるため、景気の影響を受けにくい点が強みです。
2030年には約79万人のIT人材が不足する※と予測されており、技術を身に付けることで将来にわたり安定して働きやすい状況が続くと考えられています。社会の当たり前を支えているという実感は、大きなやりがいにもつながるでしょう。
以下の記事では、インフラエンジニアの仕事内容について紹介しています。
関連記事:インフラエンジニアの仕事内容をわかりやすく解説!必要なスキル・年収・資格も紹介
※参考:IT分野について|経済産業省 商務情報政策局情報処理振興課

サーバやネットワークの専門スキルが身に付く

業務を通じて、サーバやネットワークといったITの基盤となる技術を身に付けられる点もメリットです。Linuxなどの基本ソフトの操作や、システムの動作記録であるログを分析する経験を重ねることで、問題解決力が養われます。
これらのスキルは多くの企業で求められており、一度身に付けることで長く活用できる専門知識となります。資格取得を通じてスキルを証明することもでき、キャリアの幅を広げやすい点が特徴です。

クラウドや設計・構築に進めば年収アップを狙える

経験を積み、クラウド技術や設計・構築といった上流工程へ進むことで年収アップを目指せます。AWSなどのクラウドサービスに関する知識や、自動化技術を習得することで市場価値が高まり、より条件の良い案件やポジションへ挑戦しやすくなるでしょう。段階的にスキルを高めることで、収入面でも成長を期待できます。

インフラエンジニアとして働くデメリット

インフラエンジニアには多くのメリットがある一方で、働き方や業務内容によっては負担を感じやすい側面もあります。

  • 職種によっては、夜勤やシフト勤務で体力的な負担がある
  • 配属先によっては成長しにくい環境がある
  • 障害対応で突発的な業務が発生しやすい
  • 現場や契約形態によって待遇に差が出る

ここでは、インフラエンジニアとして働くデメリットを紹介します。

職種によっては夜勤やシフト勤務で体力的な負担がある

インフラは24時間365日稼働し続ける必要があるため、夜勤やシフト勤務が発生する現場もあります。深夜帯の作業が続くと生活リズムが乱れやすく、体力的な負担を感じることがあります。土日勤務になる場合もあり、友人や家族と予定を合わせにくい点も負担になりやすい要因です。
夜勤やシフト勤務による不規則な生活が長期間続くと、睡眠不足や体調管理の難しさから、負担に感じることもあるでしょう。

配属先によっては成長しにくい環境がある

運用監視業務では、モニターでシステムの状態を確認する作業が中心となる場合があります。多くの現場では手順書に沿って作業を行うため、自由に試行錯誤する機会が少ないです。
コマンド入力が制限されるなど、システムに直接触れる機会が少ない環境では、スキルの成長を実感しにくい場合があります。エンジニアとしての経験を積みたい人にとっては、物足りなさを感じるため、早々にスキルアップを検討する必要があるでしょう。

障害対応で突発的な業務が発生しやすい

システム障害が発生すると、時間帯に関係なく対応が求められる場合があります。休日や夜間に急な呼び出しが発生することもあり、プライベートとの両立は難しい場合が多いです。障害の原因を調査し、迅速に復旧させる必要があるため、精神的なプレッシャーを感じる場面もあります。重要なシステムを支える仕事であるため、責任の大きさを感じやすい点が特徴です。

インフラエンジニアがキャリアアップする方法

インフラエンジニアとして市場価値を高めるためには、現在の業務内容にとどまらず、スキルと環境を段階的に向上させていくことが重要です。正しい方向で経験を積み重ねれば、平均年収を上回る水準を目指すことも可能です。

  • 運用・監視から設計・構築へステップアップする
  • クラウドや自動化スキルを習得する
  • 上流工程に関われる企業へ転職する
  • マネジメントや調整力を身に付ける
  • 年収アップにつながる資格を身に付ける

ここでは、キャリアアップにつながる具体的な方法を解説します。

運用・監視から設計・構築へステップアップする

キャリアアップのためには、運用・監視業務を単なる作業として終わらせず、システムの仕組みを理解する姿勢を持つことが重要です。
アラートが発生した際にログを確認し、障害の原因を把握する習慣を身に付けることで、システム全体の理解が深まります。手順書に沿った対応だけでなく、構成図を読み解く力を養うことで、設計や構築といった上流工程へ進むための基礎を固められます。
経験を積み重ねることで、高年収を目指せるキャリアへつながるでしょう。
以下の記事では、インフラ設計の詳しい内容について紹介しています。
関連記事:インフラ設計とは?仕事内容や運用・構築との違い、設計の流れをわかりやすく解説

クラウドや自動化スキルを習得する

クラウドサービスや自動化技術の習得は、市場価値を高める重要なポイントです。AWS(アマゾン・ウェブ・サービス)などのクラウド技術を理解することで、従来の手作業中心の業務からステップアップできます。
IaC (Infrastructure as Code) のように、作業を自動化する技術を身に付けることで、作業効率を大きく改善できます。手動で行っていた作業を自動化できれば、設計や構築に関わるエンジニアとして評価されやすくなるでしょう。

上流工程に関われる企業へ転職する

スキルを身に付けても評価や待遇が変わらない場合は、上流工程に関われる企業への転職を検討することも有効です。 案件選択制度があるか、運用監視から設計・構築へステップアップした実績があるかを確認することで、成長できる環境を選びやすくなります。

マネジメントや調整力を身に付ける

技術力だけでなく、要件定義やチームの進行管理などのマネジメント能力も市場価値を高める要素です。プロジェクト全体の進行を管理する役割を担うことで、技術以外の強みも身に付きます。顧客の要望を整理し、チーム内で連携しながら課題を解決する力を磨くことで、より重要なポジションを任される可能性が高まります。

年収アップにつながる資格を身に付ける

資格の取得は、自分の知識やスキルを客観的に証明する手段として有効です。LinuCやCCNAなどの資格は、基礎的な技術力を示す指標として評価されやすく、上位の案件に挑戦する際の判断材料になります。クラウド関連の資格を取得すれば、より高度な業務に関わる機会を得やすくなるでしょう。資格を活用して案件やポジションの変更を交渉することで、スキル習得を年収アップにつなげやすくなります。
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研修を知る

インフラエンジニアとしてホワイトな職場を見極めるポイント

インフラエンジニアは社会を支える重要な職種ですが、働く環境によって満足度や将来性は大きく変わります。

  • キャリアパスが明確に用意されているか確認する
  • 夜勤や緊急対応の実態を具体的に把握する
  • 評価制度や昇給ルールが明確か確認する

ここでは、インフラエンジニアとしてホワイトな職場を見極めるポイントを解説します。

キャリアパスが明確に用意されているか確認する

入社後にどのようなスキルを習得し、どの工程へ進めるのかが明確に示されている企業は、エンジニアの成長を重視している傾向があります。
運用監視から設計・構築へステップアップした実績があるかどうかを確認することで、実際にキャリアアップが可能か判断しやすくなります。面接では、直近でステップアップした社員の事例を具体的に聞くことが大切です。
会社がキャリア形成を支援する仕組みを用意しているかを確認することで、スキルの空洞化を防ぎやすくなります。

夜勤や緊急対応の実態を具体的に把握する

インフラエンジニアの仕事では、夜勤や突発的な対応が発生する可能性がありますが、ホワイトな職場では負担が偏らないよう配慮されています。
夜勤回数の目安や、夜勤後に代休を取得できる制度が整っているかを確認することが重要です。24時間365日の稼働体制が必要な業務であっても、無理なく働ける体制が整っている企業であれば、長期的に安定したキャリアを築きやすくなります。

評価制度や昇給ルールが明確か確認する

努力やスキルの向上が給与や評価に反映される仕組みがあるかどうかも重要な判断基準です。客先常駐で働く場合は、自社でどのような基準で評価されるのかを確認する必要があります。 クラウド資格などの取得によって手当が支給されるか、上位案件への異動機会があるかなど、具体的な評価制度を把握しましょう。

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インフラエンジニアとして成長できる環境を見つけるためには、キャリアパスや評価制度が明確な求人を選ぶことが重要です。運用・監視から設計・構築へ進める環境や、クラウド技術の習得を支援する体制が整っている企業を選ぶことで、将来的な年収アップや市場価値の向上が期待できます。
夜勤や緊急対応の体制、昇給ルールなどを事前に確認し、自分のスキルを正当に評価してもらえる職場を選びましょう。
インフラエンジニアとしてのキャリアアップを目指したい人は、ぜひ本記事を参考に行動を始めてみてください。


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